寛永寺 上野大仏 / 時鐘堂
正式名称:東叡山寛永寺円頓院 上野大仏 / 時鐘堂
宗派:天台宗
創建(寛永寺) :寛永2年(1625年)
建立(上野大仏):寛永8年(1631年)
建立(時鐘堂) :寛文9年(1669年)
所在地(上野大仏):東京都台東区上野公園4-88
所在地(時鐘堂) :東京都台東区上野公園4-58
HP:寛永寺のホームページ
文化財:
・
寛永寺は天台宗の別格大本山のお寺です。
寛永2(1625)年に、徳川幕府の安泰と万民の平安を祈願するため、江戸城の鬼門(東北)にあたる上野の台地に、慈眼大師(じげんだいし)天海(てんかい)大僧正によって建立されました。
後には第四代将軍・德川家綱公の霊廟が造営され、将軍家の菩提寺も兼ねるようになりました。また東叡山主を皇室から迎えた(輪王寺宮)ことで、江戸時代には格式と規模において我が国随一の大寺院となったのです。
しかし幕末の上野戦争により、敷地の大部分が上野公園となりました。
また関東大震災や太平洋戦争の被害もありましたが、戦後は新たに霊園を造営し一般のお檀家さまを受け入れるなど、開かれたお寺としての役割を果たすことを目指しています。
<上野大仏(パゴダ)>
寛永八年(1631)に初建された上野の大仏様は度々罹災(りさい)しましたが、その都度復興されています。
しかし関東大震災によりお首が落ち、第二次大戦時には軍の供出令(きょうしゅつれい)により胴体を徴用されて、お顔のみが残されました。
大仏殿の跡地にはパゴダ(仏塔)が建立され、本尊として旧薬師堂本尊の薬師三尊像が祀られています。
<時鐘堂>
寛文九年(1669)に設けられたこの鐘は、現在も正午と朝夕六時の計三回、毎日時を告げています。(現在の鐘は天明七年(1787)に改鋳されたもの。)
※ホームページより転載
※詳しくはホームページをご覧下さい。
・入口
・常香炉
・パゴダ(仏塔)
・大仏様のお顔
・上野大仏の御朱印は土曜日・日曜日しか配布されていません。
・時鐘堂