寛永寺 根本中堂
正式名称:東叡山寛永寺円頓院 根本中堂
宗派:天台宗
創建(寛永寺) :寛永2年(1625年)
建立(根本中堂):元禄11年(1698年)
所在地(根本中堂):東京都台東区上野桜木1-14-11
HP:寛永寺のホームページ
文化財(根本中堂):
・薬師瑠璃光如来像(国指定重要文化財)
寛永寺は天台宗の別格大本山のお寺です。
寛永2(1625)年に、徳川幕府の安泰と万民の平安を祈願するため、江戸城の鬼門(東北)にあたる上野の台地に、慈眼大師(じげんだいし)天海(てんかい)大僧正によって建立されました。
後には第四代将軍・德川家綱公の霊廟が造営され、将軍家の菩提寺も兼ねるようになりました。また東叡山主を皇室から迎えた(輪王寺宮)ことで、江戸時代には格式と規模において我が国随一の大寺院となったのです。
しかし幕末の上野戦争により、敷地の大部分が上野公園となりました。
また関東大震災や太平洋戦争の被害もありましたが、戦後は新たに霊園を造営し一般のお檀家さまを受け入れるなど、開かれたお寺としての役割を果たすことを目指しています。
<根本中堂>
元禄十一年(1698)、現上野公園内大噴水の地に建立された根本中堂は、慶応四年(1868)彰義隊の戦争の際に焼失してしまいました。
現在の根本中堂は、明治十二年に川越喜多院の本地堂を山内子院の大慈院(現寛永寺)の地に移築し再建されたものです。
御本尊は、伝教大師最澄上人の御自刻とされる薬師瑠璃光如来像(国指定重要文化財)を秘仏としてお祀りしております。
※ホームページより転載
※詳しくはホームページをご覧下さい。
・山門
・梵鐘
・旧本坊表門・根本中堂 鬼瓦
・慈海僧正墓
・尾形乾山墓碑・乾山深省蹟
・了翁禅師塔碑
・本堂
・灯籠
・御朱印